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【特種東海製紙】据置:BBB/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0192

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0192 201 5 年 6 月 9 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

特種東海製紙株式会社

(証券コード:3708)

【据置】

長期発行体格付 BBB

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 段ボール原紙やクラフト紙を中心とする産業素材、特殊印刷用紙や特殊機能紙などの特殊素材、ペーパー

タオルや家庭紙などの生活商品を手掛ける製紙メーカーで、三菱商事が筆頭株主となっている。ファンシ

ーペーパーなどの特殊紙で高いシェアを持ち、段ボール原紙では業界 5 位の生産規模を有する。また、

特殊紙で培ってきた独自の技術をもとに特殊機能紙などの新商品開発にも注力している。

(2) 主力の特殊素材事業は、特殊紙などの高付加価値製品を中心として比較的安定した収益を維持している。

一方、産業素材事業は板紙の価格修正が遅れたことや島田工場のチップサイロ火災事故の影響などにより

収益が低迷している。ただし、15 年 10 月末を目途にチップサイロの再構築を進めているほか、15 年 3 月

から再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用した売電の開始もあり、今後は収益が回復に向かう見通

しである。成長戦略の実行に伴い引き続き高水準の投資が続く計画だが、当社のキャッシュフロー創出力

からみて財務構成に及ぼす影響は限定的と判断している。以上より、格付を据え置き、見通しを安定的と

した。

(3) 15/ 3 期の営業利益は前期比 22. 1%減の 25 億円となった。円安に伴う原料コスト増加に加えて、赤松水力

発電所の更新工事に伴う購入電力増加などが収益を圧迫した。一方、島田工場に係る火災損失 10 億円を

特別損失に計上したが、当期純損益では黒字を確保した。16/ 3 期は営業増益に転じる見通しである。原

料コストは引き続き増加する見込みだが、赤松水力発電所での売電収入や特殊紙の拡販、島田工場におけ

るコストダウンなどの効果が期待できる。中長期的な収益拡大に向けては、成長戦略の下で開発を進めて

いる新商品群のさらなる収益貢献が重要である。

(4) 15/ 3 期末の自己資本比率が 50. 1%(前期末 50. 6%)となるなど、財務体質は比較的健全な水準を維持し

ている。当社は15/ 3 期∼17/ 3 期の中期経営計画において従来よりも高水準の設備投資を計画しているが、

キャッシュフローを大幅に上回ることはないとみている。

(担当)古川 聖治・大塚 浩芳 ■ 格付対象

発行体:特種東海製紙株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 6 月 4 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:古川 聖治

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「紙パルプ」(2011 年 12 月 7 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 特種東海製紙株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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